XM Tradigには3つの口座タイプがありますが、大体の方はまずスタンダード口座を作ってトレードを始めることが多いと思います。
ゆう
ポキ
もちろん、ぞれぞれの口座タイプにはメリット・デメリットの両方があるため、ゼロ口座よりスタンダード口座の方が良い場合もあります。
そこで本記事では、
- 3つの口座タイプの比較
- ゼロ口座のメリットとデメリット
- ゼロ口座に対するよくある質問
これらの点について順に解説していこうと思います。
目次
XM Tradingの3つの口座を比較
まずは、XM Tradingの3つの口座の比較をしていきましょう。
XM Tradingでは、
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ゼロ口座
の3種類から好きな口座を選択することができます。
| スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 | |
|---|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 888倍 | 888倍 | 500倍 |
| 最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル （100ドルから引き下げ） |
| ロット単位 | 1lot＝10万通貨 | 1lot＝1,000通貨 | 1lot＝10万通貨 |
| 取引手数料 | 無料 | 無料 | 1lotあたり片道5$ |
| スプレッド | 広め（平均1.7pips〜） | 広め（平均1.7pips〜） | 狭い（0pips〜） |
| 通貨ペア数 | 57種類 | 57種類 | 56種類 |
| CFD銘柄数 | 33種類 | 33種類 | 取り扱いなし |
| 貴金属数 | 4種類 | 4種類 | 2種類 |
| ボーナス | 口座開設ボーナス/100％入金ボーナス/ロイヤルティプログラム | 口座開設ボーナス/100％入金ボーナス/ロイヤルティプログラム | 口座開設ボーナスのみ |
| 両建て | ○ | ○ | ○ |
| スキャルピング | ○ | ○ | ○ |
| EA利用 | ○ | ○ | ○ |
ゆう
軽くおさらいしておこう！
ポキ
- スタンダード口座：初心者さんからFXに慣れている方まで幅広くおすすめ
- マイクロ口座：数百円〜数千円で取引をしたい少額トレーダーさん向け
- ゼロ口座：狭いスプレッドで取引をしたい・精度の高いスキャルピングをしたい方向け
みー
ポキ
ゼロ口座のメリット
上で紹介した通りゼロ口座はXM Tradingを利用している方であれば誰でも、今後利用することになるかもしれない口座です。
ゼロ口座に乗り換えをした方がお得になるタイミングがあるのですが、それは誰も教えてくれません。
乗り換えのタイミングを自分で判断できるようになるために、ゼロ口座のメリット・デメリットを知識として身につけておきましょう。
①スプレッドが狭い
ゼロ口座を利用するメリットとして最初に挙げられるのは、他の２口座と比較するとスプレッドが狭いという点です。
それぞれの平均スプレッドを比較
| USDJPY | EURJPY | AUDJPY | GBPJPY | |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード・マイクロ | 1.6pips | 2.6pips | 3.0pips | 3.5pips |
| ゼロ（手数料抜き） | 0.1pips | 0.4pips | 1.2pips | 1.2pips |
実際はこちらに約+1pips分の往復取引手数料がかかるのですが、それでもスタンダード口座よりも実質コストは低くなることが分かります。
それでも、ゼロ口座は「手数料＋スプレッド」ということを考慮してもお得！まずはこのポイントだけ抑えておけばOKだよ。
ポキ
基本的に全ての通貨でスプレッドが狭くなりますが、特に豪ドル（AUD）・ポンド（GBP）系のスプレッドが広い通貨ペアはゼロ口座でのトレードがおすすめです。
「スプレッド負け」という言葉もありますし、ポジションを持った直後のスプレッド分の大きなマイナスは、メンタル面にも悪影響があると言われています。
「とにかく狭いスプレッドで取引がしたい」という方は、ぜひゼロ口座を利用してみてください。
②ストップレベルがゼロであるため、スキャルピングにも有利
以前のXM Tradingのゼロ口座は、ストップレベルが高めに設定されていました。
しかし、2021年の夏ごろに内容が変更となりゼロ口座もストップレベルゼロに改定となったのです。
みー
主にスキャルピングをする人によく利用されていて、ゼロに近くなるほどトレードがしやすくなるんだよ！
ポキ
ストップレベルとは、持っているポジションの決済注文を入れる先に、現在の価格から最低限離さなければいけない値幅のこと。
（例）ドル円の買いポジションを持っており、現在価格120円の時
・ストップレベルが10pips：120.10以上または119.90以下の注文しか入れられない
・ストップレベルが0：120.01など細かい指値・逆指値注文が可能
ゆう
ストップレベルが0っていうことはどこにでも指値・逆指値を入れられるということだから…確かに、かなり使いうやすそう！
ゼロ口座のデメリット
「スプレッドが狭い」「ストップレベルがゼロでスキャルピングがしやすい」と聞くと、一見メリットが大きいように感じますよね。
しかし、ゼロ口座にもデメリットは存在しています。
「こんなの知らなかった…」と言う事がないように、ゼロ口座を利用する前には以下の点もきちんと確認しておきましょう。
①取引のたびに手数料が発生
狭いスプレッドが魅力のゼロ口座ですが、スプレッドが狭い代わりに取引手数料が発生します。
XM Tradingのゼロ口座の取引手数料は、1LOTあたり片道5ドル（往復で10ドル）となっています。
ゆう
下の表を見てみてね！
ポキ
それぞれの平均スプレッドを比較（手数料込み）
| USDJPY | EURJPY | AUDJPY | GBPJPY | |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード・マイクロ | 1.6pips | 2.6pips | 3.0pips | 3.5pips |
| ゼロ（手数料込み） | 1.1pips | 1.4pips | 2.2pips | 2.2pips |
ゼロ口座は往復コストを+1pipsとして算出しました。
この表を見てみると、手数料が乗っていてもなおゼロ口座の方が小さなコストで取引が出ることが分かりますね。
また、スプレッドは経費扱いにできませんが、取引手数料は経費扱いにして節税対策をすることが可能なのです。
そのため「手数料がかかる」と言う点に注意は必要ですが、致命的なデメリットにはならないということが言えます。
②入金ボーナスの対象外
ゼロ口座で付与対象となっているボーナスは新規口座開設ボーナスのみで、入金ボーナスやロイヤルティプログラムは対象外となってしまっています。
ゼロ口座を開設する際は、「取引コストが安い代わりにボーナスは貰えない」と割り切って利用するようにしましょう。
③最大レバレッジが500倍までに制限されている
ゼロ口座のレバレッジは最大500倍となっています。最大25倍の国内業者と比較すると十分高いと言えるのですが、海外業者の中ではやや低めに分類されます。
大きな資金を低レバレッジで運用する方には良いかもしれませんが、「小さな資金で大きなレバレッジをかけたい」と言う方には使いづらく感じてしまうかもしれません。
XM Tradingのゼロ口座に対するよくある質問
- ゼロ口座のトレードを体験してみたいのですが、デモ口座の利用はできますか？
- はい、可能です。
XM Tradingのデモ口座は、スタンダード口座・ゼロ口座の2種類で利用することができます。
- XMの他口座からゼロ口座への資金移動は可能ですか？
- はい、可能です。
既存の口座から新しく開設したゼロ口座への資金移動・またはその逆も行うことができます。
- 取引手数料は、確定申告の際経費扱いにできますか？
- はい、取引手数料は確定申告時の経費扱いにすることが可能です。
スキャルピングメインのトレーダーさんは、ゼロ口座を活用してお得に取引をしよう！
今回の記事では、XM Tradingのゼロ口座について
- 3つの口座タイプの比較
- ゼロ口座のメリットとデメリット
- ゼロ口座に対するよくある質問
上記の点をピックアップして解説してきました。
みー
ゼロ口座は取引手数料が経費にできる、って言うのも大きな魅力だね。
ポキ
多くの初心者さんはまずスタンダード口座を開設して利用すると思いますが、トレードに慣れてきた時は一度自分のトレードスタイルを見直してみてください。
「あれ？もしかしてゼロ口座の方がお得かも！」と思ったら、スタンダード口座との併用も可能なのでぜひ追加口座開設をしてみてくださいね。
追加口座開設の方法はこちらから確認することができます。
それぞれの口座の違いをもっと知りたい方はこちら！
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