FXを始めよう!と思い立って色々な情報収集をしている皆さんは、『EA』『自動売買』という言葉を少なからず目にしたことがあるのではないでしょうか。
ゆう
あっ、XM TradingはEAの稼働がOKなブローカーだから安心してね!
ポキ
今回は、自動売買ツール(EA)の特徴や正しい選び方、XM Tradingでの使い方の他に、ツールを使った詐欺まがいな行為についての注意喚起も行なっていきます。
今後XM TradingでEAの稼働を検討している方は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。
目次
自動売買ツール(EA)とは
自動売買ツールとは「Expert Adviser」のことで、これを略してEAと呼ばれることが多いです。
役割としてはその名の通り「為替のトレードを自動で行ってくれるツール」で、一度設定してしまえば初心者・プロなどの経験は関係なく同じトレードをすることができます。
良いEAもたくさんある一方で、簡単なプログラミングの知識があれば誰でも開発することができるため、悪質な勧誘に使うための粗悪なEAが存在することも事実です。
ポキ
XM Tradingで自動売買をするメリット
自動売買ツールを動かす上で重要なのが、稼働環境です。裁量トレードと同様、EAも正しい環境でないとその力を十分に発揮できません。
そこでおすすめできるブローカーは、XM Tradingです。
ここではまず、自動売買を行う環境にXM Tradingを選択することのメリットについてをご紹介します。
複数の金融ライセンス取得済み。信頼のおける環境
XM Tradingは、世界各国でFXサービスを提供している大きなグループです。
- キプロス証券取引委員会
- 国際金融サービス委員会(IFSC)
- Financial Conduct Authority(FCA)
- オーストラリア証券投資委員会(AFSL)
- ドバイ金融サービス庁(DFSA)
- セーシェル金融庁
これらの6箇所からの金融ライセンスを取得・保持しているため、海外ブローカーの中では特に信頼のおける業者です。
EAで運用するとはいえ、入金するのはあなたの大切な資金です。しかもEAトレードの性質上、資金を長期間預けっぱなしにする場面が多いですよね。
不安定な業者や詐欺業者だった場合、倒産や資金の持ち逃げリスクがあります。資金を守るため、業者選びは慎重に行うようにしましょう。
海外FXブローカー『XM Trading』の特徴は?メリット・デメリット、口コミまとめ
時間がない方でもトレードができる
EAトレード最大のメリットは、『自動でトレードをしてくれるため、チャートに張り付かなくても良い』と言う点です。
設定した条件に基づいて昼夜問わず取引をしてくれるため、裁量トレードでありがちな「エントリーポイントを逃してしまった…」という事態には陥りません。
感情に左右されない
裁量トレードは、どうしても感情が入ってしまいます。含み益の時は「もっと伸びるのでは?」、含み損の時は「そのうち戻るのでは?」と、利小損大の思考に陥ってしまう方がとても多いです。
その点EAであれば機械的なトレードができるので、利確も損切りも躊躇なく行ってくれます。
感情に左右されやすい方は、EAを利用してみるのも良いかもしれません。
どんな自動売買ツールでも自由に使える
XM Tradingでは、EAの種類などによって稼働が制限されることがありません。
他の海外業者だと『自社EA以外はNG』などの縛りを設けているケースもあるようですが、XMでは通常の形式のEAであればどんなものでも自由に使うことができます。
他者で利用していたお気に入りのEAを持ち込むこともできるので、ブローカーの乗り換えを検討している方にとってもかなり優しい環境であることがわかりますね。
XM Tradingが提供するVPSが無料で利用可能
ゆう
ポキ
VPSとは、Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)の略です。ネットワーク上のPCにソフトを入れて稼働させるリモートデスクトップサービスです。
EAを稼働させる時に急停止や注文の滑りなどが極力起こらないようにするための仮想サーバーのことを指し、自動売買を行っているトレーダーは基本的にこれを使用して取引をしています。
基本的には有料ですが、XM Tradingでは条件付き無料での提供をしています。
24時間売買の場合 | VPSあり | VPSなし |
---|---|---|
パソコンのスペック | 気にしなくてOK | ハイスペックなものが必要 |
停電時 | 停止しない | 停止する |
災害時 | 停止しない | 停止の可能性 |
PCの急な故障 | 停止しない | 停止の可能性 |
自動売買でFXをするとき、取引に使うMT4を終了させてしまうとEAが停止してしまいます。この状況を防ぐためにはPCを24時間稼働させ続けなければいけません。
しかし、これには24時間稼働に耐えられるスペックの高いPCや、多額の電気代がかかります。また、停電や災害などで物理的にPCの動作が停止し大きな損害を被る可能性も考えられます。
対してVPSはネットワーク上に存在する仮想サーバーなので、24時間売買の際でもPCの電源をOFFにしてもOKです。また、予期せぬ停止のリスクも最小限にすることができます。
また、自身のPCよりもスペックの高いサーバーを利用することもできるため、処理速度に関しての不安もありません。
業界トップクラスの約定力
トレードをする上で大切なのが約定力で、これも裁量トレード・EAトレード問わず必要になってくるものです。
せっかくEAが良いエントリーポイントを見つけても、注文が滑ったり時差があったりした場合思った利益が出ないことがあります。
その点XM Tradingのサーバーはとても安定しており、業界トップクラスの約定力を誇っています。
EAを稼働させているときは資金の増減を毎回確認していられないと思うので、きちんと注文が処理され、予期せぬ滑りが起こりにくいという点はメリットになりますね。
EAの正しい使い方は?
みー
ポキ
レートの急変が予想される時はEAを停止させる
EAは、プログラミングされた条件に基づいてトレードをするシステムです。
これは相場の価格急変時も例外ではなく、相場がとんでもない動きをしている時でも条件に合致してしまえば永遠にトレードを続けてしまいます。
裁量トレードであれば「今はやめておこう」と判断できる場面が、EAには判断ができないのです。
このため、
- 重要な経済指標発表時
- 年末年始
- トレードスタイルによっては週末や早朝・深夜など
上記のような、為替レートの急変が予想されるタイミングではEAを切っておくのが無難です。
でもそれはギャンブル的な要素が多すぎるため、安全な資金運用をしたいトレーダーさんにはおすすめできない方法だよ。
ポキ
【中級者】相場によってEAの種類を使い分ける
こちらは、相場に慣れてきた中級者さん向けの方法です。
ダウ理論でチャート分析を行うと、「上昇トレンド・下降トレンド・レンジ」という3種類のチャートパターンを見つけることができますよね。
実はEAにも、各トレンドやレンジに特化したものが存在するのです。
- 長期上昇トレンド→上昇トレンドに強いEAを稼働
- 長期下降トレンド→下降トレンドに強いEAを稼働
- レンジ→レンジに強いもの、またはレンジの中の短期トレンド方向に強いEAを稼働
EAを使い分けてトレードするトレーダーの場合は、大まかにこのように稼働させている方が多いです。
大切なのは、EAの結果をきちんと確認したり、負け相場では使うEAを変えてみるなど『勝つための工夫を重ねる』という点だよ!
ポキ
『自動売買だから完全に放置』と言う思考はあまり良くないものです。裁量トレード・EAトレードに関わらず、勝つための作戦を考える時間を確保できるとなお良いですね。
XM TradingでEAを利用する方法
EAの追加方法
EAは、トレードで使用するツール『MT4』と言うプラットフォームにて稼働させることができます。
①XM Tradingで口座を開設する
②XM Trading公式サイトからMT4をインストール・ログイン
③上部のナビゲーションメニューに「ファイル」⇨「データフォルダを開く」→「MQL4」をクリック
④「Experts」を開く
⑤EAを「Experts」フォルダに追加する
⑥MT4プラットフォームを一旦閉じてから再度起動
⑦「自動売買」をクリックすると稼働がスタート
EA自体の売買設定はそれぞれ違いますので、それに関してはEAの導入元を確認してください。
EAが正常に稼働し始めると、画面右上にあるスマイルマークが緑色になります。
動作しない場合の対処
EAが動作しない原因として、
- 自動売買がONになっていない
- EA稼働許可設定がされていない
- なんらかのエラーが発生している
などの原因が考えられます。
貼り付けたエキスパートアドバイザーが取引をしない場合どうすればいいですか?
まずツール -> オプション -> エキスパートタブ -> 自動売買を許可. へと進み、取引が許可されているか確認してください。そして、メインツールバー上のエキスパートアドバイザーボタンが押されているかをお確かめください。チャートの右上隅にスマイルマークが表示されていると、EAが正しく有効になっていることを示しています。すべてがOKなのにまだEAが取引しない場合には、ターミナル ウィンドウの エキスパート タブを使用してログファイルを参照してください(どのようなエラーが発生しているかわかります)。また、 support@xmtrading.com宛にEメールを送信していただければ、可能な限りサポートいたします。
上記でも解決しない場合、XMのサポートまたはEA開発元に連絡をしてみましょう。
ポキ
XM Tradingで稼ぐために必要なツールの見分け方
結論から言うと、初心者さんがEAを選ぶ場合は
- 稼働から1〜2年経っており、過去データが豊富なもの
- あまり「高勝率」を謳っていない
- 最大ドローダウン率が10〜25%位までのもの
- バックテスト・フォワードテストの両方が公開されている
これらの4点を意識するのがおすすめです。
ゆう
ポキ
長期間の実績
まずはEAが稼働している期間を確認します。「新しいものは全てが危険」と言うわけではありませんが、良いものは長い間稼働しており、データ類も豊富であることが多いです。
初心者さんは新しいEAにチャレンジせず、利用者が多く長期間の運営実績がある安定したEAから利用を始めるのが無難です。
『高勝率』が良いEAとは限らない
よく「高勝率」を謳っているEAを目にしますが、高勝率=トータルで勝てているとは限りません。
まずは、以下の例をご覧ください。
勝率が高いのにトータル収支を見ると負けており、しかもその負けが致命的な金額であることがお分かりいただけるかと思います。
つまり、高勝率を謳っているEA=損切りができず、逆方向に強いトレンドが出ると致命傷を負うEAである可能性が高く、危険な場合があると言うことです。
みー
ポキ
ドローダウンがどれぐらいかを見極める
ドローダウンは、EAで運用している資産(金額)の最大値からの下落率を指します。
・ドローダウン70%→資産が30万に減少[/box]ドローダウンの中でも特に大事なのは最大ドローダウンであり、これは資金管理においてとても大切な点となります。
最大ドローダウンはEAを稼働していくうちに上がっていくのが一般的です。おおよそ、バックテストの2倍くらいの数値まではあり得ると考えておくのが良いでしょう。
つまり、バックテストの最大ドローダウンが50%を超えてしまっている場合、その2倍の下落に巻き込まれてしまったら一発で資金がショートしてまう可能性があると言うことです。
フォワードテストの結果がある(バックテストより有力)
- バックテスト:PCにダウンロードした過去のチャートをもとにEAを稼働させるテスト。過去の動きに再現性や優位性があるかを検証するのに有効。
- フォワードテスト:リアルタイムのチャートでEAを稼働させた結果のこと。EAの製作者が自身のトレード履歴・資産状況と一緒に合わせて公開している場合が多い。ロジックが過去だけではなく、現在の相場で再現性があるか判断するのにとても有効。
バックテストはあくまで過去のデータです。もちろんバックテストも検証結果としては機能しているのですが、リアルタイムの稼働状態を知ることができる方がより信頼度が高いです。
利用しようとしているEAがある場合、バックテストだけでなくフォワードテストの結果が更新されているかもチェックしましょう。
運用を成功させるには、『ブローカーの取引環境』『EAの選び方』がポイント!
本記事では、「EAの適切な選び方」「安定した取引環境」の大切さを解説しました。
きちんとしたEAを選ぶのは大変ですが、今後全ての損益に直結する重要な点です。選定するときは、ぜひ本記事で紹介した選び方のポイントを参考にしてみてください。
また、トレード環境としておすすめしたXM Tradingの詳細は以下のページでの紹介しています。
ポキ